#えむけーろぐ

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Apple Watch Series 5

Apple Watch Series 5を買った。2016年10月に買って以来3年間、嬉しいことも悲しいことも何もかも一緒に過ごしたSeries 2からの乗り換えだ。腕はそんなに太くないので、小さい方の40mmモデル、どうせ2〜3年で買い換えるのだから、とスペースグレーのアルミボディ。一瞬セルラーモデルと迷ったけど、どうせiPhone持ち歩かない時なんて無いよね、ってことでGPSモデル。

まぁiPhoneやMacBook Proと違って、新しい何かの機能を求めて買い替えた、というよりは、「もう3年使ってバッテリーもヘタってきたし、買い替えておくか。」くらいの気持ちである。ただ、Series 2 -> Series 3のタイミングで、デュアルコアCPUと新型アンテナの採用による全体的な速度向上があったので、その恩恵に乗っかることは出来た。「順当に進化しているな」という感じ。もし、もともと持っていたのがSeries 3以降のモデルだったら、買い替えはしなかったかなぁ。

Series 2の頃は、通知が来てもちょっと引っかかる感じがあり、クククッと振動が来てから実際に音がなり画面に通知が表示されるまでタイムラグがあったのだけど、Series 5にしてからはそういうのがない。また、常時点灯ディスプレイも、大変便利だ。

Apple Watchは、何かをするデバイスというよりは、常にそこにあって、通知を見たり、身体の諸々を計測してくれたりということに期待しているので、こんな感じで良いのだ。

「アイスノン シャツミスト」でまだまだ残る暑さを乗り切る

この記事、当初は「アイスノン シャツミストで残暑を乗り切る」というタイトルだったのだけど、ふと「残暑っていつからいつまでなんだ?」と思いGoogle先生に聞いてみたところ、立秋を過ぎた8月8日あたりから秋分を迎える9月23日ごろまで*1とのことなので、投稿前に慌てて修正した。

さて、東京生活初めての夏を無事に乗り切ったかと思えばまだジリジリと暑さが残る中、少しでもエアコン代を浮かせようと日々努力を積み重ねているわけだが、そんな僕にとって救世主のようなアイテムを発見したので紹介したいと思う。

その名も、アイスノン シャツミストだ。 

アイスノン シャツミスト ミントの香り 300ml

アイスノン シャツミスト ミントの香り 300ml

 

僕にとってアイスノンといえば、氷まくら的なやつだったのだが、こんなのも出していたらしい。

衣服、特に背中や首元、脇など汗をかきやすい部位にスプレーしてやると、汗をかいたときに反応してヒンヤリ感を得られるという代物だ。逆ヒートテックという感じだろうか。試してみると、実際にすごくヒンヤリする。僕にこういうスプレーものを与えるとついスプレーしすぎてしまうのだが、やりすぎると痛みを感じるレベルだ。

汗を吸収して冷やすという仕組み上、肌着にスプレーした方が効き目があるのだが、スプレーした部位が直接肌に触れるとむしろ寒いくらいなので、Tシャツ等の方にスプレーしておくことをオススメする。って、こっちの人ってTシャツの下に肌着なんて着ないんだっけか。

本当に暑い日はエアコンをつけるべきだが、もう消費税も10%になろうというこの時期にエアコンをつけるのは負けた気がするなぁという気持ちになった時や、そもそもエアコンに頼ることが出来ない徒歩での移動時なんかに、少しスプレーしておくだけでかなり快適度が違う。

電気がなくては生活出来ないこの時代に、少しでも電気を使わず技術の力で暑さを凌ごうとしたメーカーの白元アースのエンジニアたちには頭が上がらない。どうでもいいけど、高専の情報工学科から専攻科に進学して他分野(化学や機械、電気など)の人達と触れ合うようになってから、こういう自分の専門以外のエンジニアリングに対して敬意を持てるようになった気がする。

Rails Girls Tokyo 12thにコーチとして参加した #railsgirlstokyo

はじめに

2019年8月3日(土)に開催された、「Rails Girls Tokyo 12th」というイベントにコーチとして参加してきた。

railsgirls.com

Rails Girlsとは

Rails Girlsは、プログラミング初心者がコーチと一緒にRailsでWebアプリケーションを開発し、プログラミングを学ぶイベントだ。名前の通り、対象者はWebアプリケーションを作ってみたい女性(Girlsと呼ばれる)と、その同伴の男性だ。

Rails Girls Guidesの日本語版には、以下のような記述がある。

Rails Girlsはより多くの女性がプログラミングに親しみ、アイデアを形にできる技術を身につける手助けをするコミュニティです。

Rails Girls - Japanese

2010年にヘルシンキで最初のRails Girlsが開催されてから、世界各地で開催されている。日本における最初のイベントは2012年の東京で、それから札幌や京都、仙台など日本各地で開催されているようだ。

railsgirls.jp

今回は12回目の東京開催で、オーガナイザーはらいむさん @lime1024だった。

きっかけ

きっかけは、らいむさんにコーチのお誘いを頂いたことだ。らいむさんは、苫小牧高専の先輩だ。僕が中3の時に5年生だったから、かぶってはいないのだけど。前々からTwitterで絡んでくれていた。

コーチへのお誘いを頂いたのは6月末くらい。上京から3ヶ月、そろそろ東京のRuby界隈に知り合いを作りたいな〜なんて思っていたタイミングだったので、これは良いチャンス!ということで応募してみた。

応募するにあたって、実は少しだけ「なんで女性限定?」という気持ちがあった。応募前に、公式WebサイトのAffirmative actionの項目を読んだり、伊藤淳一さん @jnchitoの記事を読んだりした。伊藤さんが過去大阪開催のイベントに参加された際に、他のコーチからこんなことをお聞きしたらしい。

  • 日本のITエンジニアの世界は、まだまだ比率的に男性の方が圧倒的に多い
  • いろんな勉強会や初心者向けのイベントもあるが、そういった場所でも男性が多いので、(主催者がいくら「女性でもOK」と強調しても)女性にとっては敷居が高い
  • たとえば、逆の立場になって、料理教室に通うことを考えてみてほしい。料理教室は通常、女性が多い。「女性の中に男性が1人」という状況でも、躊躇なく参加できますか?
  • そんなときに「男性のための料理教室」というイベントがあったら、気軽に参加しやすいと思いませんか?

Rails Girls Osaka #5 に参加して、女性限定イベントであることの意味を考えた #railsgirlsosaka - give IT a try

確かに、高専の情報工学科でもそして就職先でも、女性の割合は少ないなぁという実感はあった。そういった現状に対するコミット、機会の平等を少しでも推し進めていく自分なりの活動として、ここでコーチをやってみるのもアリだなぁと思ったのであった。

イベント

コーチで集まりイベントの意義の確認やガイドの読み合わせをする素振りイベント、前日に参加者さんに来てもらって環境構築を行うインストール・デイを経て、いよいよ8月3日(土)に「Rails Girls Tokyo 12th」が開催された。

当日はいくつかのチームに分かれてコーチとGirlsと一緒にアプリを作っていく。僕は、Windowsユーザの集まるとうもろこしチーム担当だった。

イベント当日はこんな感じ。

ガイドの大まかな流れは、rails newしてscaffoldしてアイデアメモアプリを作り、画像アップロード機能を作ってBootstrapで味付けした後Herokuにデプロイという感じ。僕らのチームは全員無事に全行程を完了出来た上、追加機能を作ってみたり、もっと凝ったデザインにしてみたりというGirlsもいた。

アイデアメモアプリをどう良くしていくかのアイデアをアイデアメモアプリに書いて、一緒に機能を考えながら作っていくというのはすごく楽しい体験だったし、担当させてもらった方も楽しんでくれてたら良いな、と思う。

コーチLT

イベント終了後にコーチLTの機会があったので登壇させてもらった。発表資料は以下の通り。

speakerdeck.com

自分は高専生時代に、「プログラミング言語の使い方は覚えたけどじゃあそこから何をすればいいんだ……?」という悩みがあった。ひたすら教科書のサンプル問題を解き続けたりプログラマのバイトをしてみたり、プログラミング教育ごっこをしてみたりしたけどまだ楽しさを理解出来ず、RubyやRailsを使うだけでそれらそのものを作る事に興味を持てない自分に後ろめたさを感じながら過ごしていた。そんな中、「あ、これは楽しいな」と思えたのが、仲間とアプリ開発コンテストに出てみるということだった。LTでは、「プログラミングの続け方」のひとつの例として、「僕は感じだったよ〜」という発表にしたつもり。もちろん人によって楽しいと感じるポイントは違うと思う。

他には、オーガナイザーのemorimaさんや、a_matsudaさん、べーたさん @beta_chelseaのLTがあった。どれもおもしろい発表でとても良かった。

beta-chelsea.hatenadiary.jp

おわりに

個人的に一番楽しかったのは、僕が担当させて頂いたGirlsが、一通り機能を作り終わったあとに「追加機能を作りたい!」と言ってくれて、ざっくり要求や設計をしながら一緒に作っていったことだった。

ただ開催して終わりではなく、イベントが終わってもSlackで繋がり続けていられるし、東京に関してはRails Girls Tokyo, more!という卒業生向けのグループ、イベントもある。「プログラミングに親しみ、アイデアを形にできる技術を身につける手助けをするコミュニティ」として、この在り方はとても良いなと思っている。

個人的にも、このイベントのおかげで東京のRuby界隈といち早く繋がりを作ることが出来たと思う。

こんなに楽しいイベントを企画・開催してくれたスタッフの皆さん、コーチの皆さん、参加者の皆さん、誘ってくれたらいむさん、そしてスポンサーのみなさん、ありがとうございました!!!

同じくコーチとして参加した𝚌𝚑𝚒𝚗𝚊𝚝𝚣さん @chinatz_がRubyist Magazine 0060号に記事を投稿してたので、ここに共有しておきます。

magazine.rubyist.net

帰省 2019 〜プチリゾートワークと北海道観光〜

8月7日(水)から8月19日(月)までの12日間、北海道に帰省していた。

7日はフレックスで早上がりして夕方の飛行機で新千歳空港へ、8・9日は北海道からのリモートワークをしていたので、実際にお休みを頂いたのは12日(月)〜16日(金)の5日間。12日は振替休日なので取った有休は4日間。本日19日は朝の飛行機で羽田に戻りそこから半休扱いで出社というエクストリームスポーツ、という日程だ。

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プチリゾートワークといいつつも、海辺のテラスで優雅に……なんて事はなく、千歳の実家から働いていた。会社のルール的にもOKだし、自分含め普段からリモートワークしているメンバーがいて決まったことはちゃんとドキュメント化、最低限Slackにメモることをやれているチームで、かつ設備面での投資(クソデカいYetiのマイクと広角なWebカメラ)をちゃんとしてくれる会社なので、特にリモートワークで困ったことは無かった。(ここにWantedlyのリンクを貼る)

夏休みを頂いていた1週間は、実家の色々をこなしたり、家族で旅行に出かけたり、友達と出かけたりなど。あと高専にもお邪魔して、先生方とお話してきました。

そんなわけで、北海道で遊んでくれた皆さんありがとうございました。

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東京はまだまだ暑いですがやっていきましょう。

『独学術』という本を読んだ

『独学術』という本を読んだ。お盆で帰省中、母親の買い物待ちで暇だったので立ち寄った本屋で買った。たまに本屋に寄ると普段は絶対に読まないような本と出会えておもしろい。

独学術 (ディスカヴァー携書)

独学術 (ディスカヴァー携書)

 

著者の白取春彦さんは結構有名な人らしい。僕は知らなかった。タイトルには独学術とあるが、独学のやり方を書いたハウツー本というよりは、著者の独学に対する姿勢や考え方が書かれた本だった。

twitter.com

全体的に著者のわりとハードコアな考え方が現れた本だった。全部を鵜呑みにして実践するのはなかなか厳しいなぁと思いつつ、自分が本やメモアプリにしていたメモはこんな感じ。

  • 疑問から知識が始まる。
  • 情報と知識は違う。情報は一過性のもの。
  • 難解な本を読むコツ。本を遊ぶ。ランダムに読む。適当に、眺めるように読んで読む気になってからしっかり読む。
  • 傍線を引きながら読む。記憶に残す。傍線は本を読み返す時のダイジェストとなる。
  • 日本語ができなくては外国語も無理。
  • 単語と日本語の意味は一対一対応ではない。コアイメージを掴むこと。
  • 結論ではなく考え方を学ぶこと。
  • 調査の始め方。キーワードを書き出す。具体的に。「武士」のような広すぎる言葉ではなく、具体的な事柄、「武士の住居」「武士の結婚」という感じ。次に、キーワードや用語の把握、語源の調査をして、歴史環境・宗教環境・生活環境を理解し、資料を選別、研究が始まる。
  • フリーノートを持つ。フリーノートに色々書いておく。

傍線を引きながら読むというのは、中学生くらいの頃には実践していて、スピードが下がるだけだなぁと思いながら読んでいたのだけど、実際読んだ後にブログを書くってなったときには傍線があったほうが良いかもしれないな、と思った。

あとはなんだろう、全体を通してdisりの多い人だなぁと思った。一番印象に残ったdisりを引用しておく。第5章 考える技術・調べる技術の図書館についての項目だ。

財政破綻した夕張市は図書館を閉じるとしたが、そういう非人間的な感性だからこそ、くだらない遊園地をつくって市をだめにしたのである。役所をバラック小屋にしてさえも、図書館と病院と学校は充実させるのが人間的というものであろう。

独学術 - 白取春彦 

もう一つ読んでいて気になったのは、やたらと電子的なものとインターネットを否定すること。傍線を引きながら本を読むこと、辞書や他の本で調べていくこと、フリーノートを持つこと、この本に書かれる全てに関して著者は物理本や手書きの、いわゆる"アナログ"なやり方を推している。出版年が2012年だから、今ほどスマホだのタブレットだのが普及している時代ではなかったからかなと思いきや、僕が高専1年でiPhoneは5が出た頃だから、まったくないというわけではないだろう。少なくともクラスの殆どはスマホユーザだった。それから7年経ちスマホを持っていない方が珍しいという2019年において著者はどういう考え方をしているのか少し気になるところだ。

個人的には、この著者が示す方法と自分の持つPC・スマートフォン主体の生活をうまく織り交ぜて、自分なりの独学術をやっていきたいな、と思った。

 

こういう感じで、本を読んだら読みっぱなしというのをやめて、ブログ記事に残す試みをやってみている。今まであまりこういうことをしてこなかったので、普段書くような記事よりも上手く書けている気がしないが、本を読んで感想を書いてというインプット・アウトプットを繰り返すことで、マトモな文章を書けるようになってくるであろう。

2019-07-20 Saitama.rb #19 参加

埼玉県の大宮で開催された「Saitama.rb #19」に参加してきた。

saitamarb.connpass.com

なんとなく埼玉って行ったことないなぁと思ってたら、前々からTwitterで繋がっていたタケユー・ウェブの竹内さん(@takeyuweb)が「Saitama.rb」を開催しますみたいなメールがconnpassから来たので参加することに。

今回はもくもく会だったので、Rails GirlsのガイドをWindowsマシンで読み進めるという作業をした。あとはみんなで軽くRails 6の話をしたりなど。

明日はお出かけ。

2019-07-16〜2019-07-19

今週は毎晩なにか予定が入っていた。

Rails Girlsのコーチ会行ったり、リブセンスインターン時代の同期・人事と飲んだり、会社の先輩と飲んだり、勉強会行ったり……。4月〜6月はフレックス使えない縛りがあったので夜に予定を入れるのは避けていたのだけど、7月は解禁していろいろ予定入れてみた感じ。楽しかったけど睡眠時間が足りなくなるのと洗濯をするタイミングを失うので今後はやらないと思う。なにか予定を入れるのは週2日までにしておこうと思う。

けどまぁとても楽しかったのでよかった。