#えむけーろぐ

間違った事を書いていたらやさしく教えてください

評価難しい

※ この記事はmktakuya Advent Calendar 2024 24日目の記事です。

年末だーーー!!!ということで評価話。

無駄に経験した会社の数が多いので、様々な評価制度を経験してきた。上長評価のみの会社もあれば、360度評価がある会社もあった。360度評価のやり方も様々で、FB内容が名前付きで開示されることもあれば、匿名で開示されたり、そもそも開示されず上長が参考にするだけのところもあった。全員お互いの年収を知っていて、「この人を今から採用するとしたら、年収はいくらですか?」とか「この人は会社に必要ですか?」みたいな質問の回答になんらかのロジックが適用されたものがそのまま評価結果になる会社もあった。

360度評価めっちゃ難しい。かつては、グレード的に自分が一番下になることが多かったのもあり基本Goodだけ書いてMoreは一切書かないということをやりがちだった。これを改めたきっかけとなった会話がこちら。

「◯◯さん(先輩エンジニア)に対するMoreとか無いんですよね〜」

「じゃあ◯◯さんはCTOになれるってこと?」

「そうじゃないなら、◯◯さんの成長に興味ないってこと?」

🧠🔨⚡️ → 🤯

こうして文章に起こすと「いやいや悪意で捉えすぎでしょ〜」と思ってしまうが(まぁ会話がうろ覚えなのもあるしね)、当時はこうなんというか頭をハンマーで殴られたような衝撃を受けた。この会話をして以来、同僚はもちろん先輩後輩問わずMoreのフィードバックを厚めに書くようになった。

これでみんなの成長を願うフィードバックができるようになりました!まさにFeedback is Gift......😌🌍🌈💐🕊️✨✨ めでたしめでたし〜……とはならない。

個人的に、360度評価のMoreを書くときのコツは「自分を棚にあげること」だと思っている。自分よりグレードが上の先輩はもちろん、同じグレードの同僚のMoreを書くときも「自分ができているかどうか」は考えない。その人のグレードと1個上のグレードの要件を読んで、そこを満たすにはみたいな観点で書く。一瞬自分のことが頭をよぎっても無視して書き続ける。

では自己評価はどうか。そういうわけにはいかない。自分を上げる棚が無い。先輩や同僚に厳しく厚く書いたMoreがすべて自分に跳ね返ってくる。「より上のグレードを目指すには」系のフィードバックならまだしも、「今のグレードに適した能力発揮を再現性をもってやるには」系のやつだとよりツライ。「えぇ……俺本当に今のグレードでいいの……?給料泥棒では……?」という気持ちになってくる。

まぁこういうやつって自己評価と上長評価との乖離とかも結構みられる要素なので変に自信満々にオール5とかかまして「◯◯さん メタ認知❌️ 丁寧なすり合わせが必要」とかメモ欄に書かれるよりずっといいとは思うのだが……。

というわけで評価は非常に難しい。難しいけどこういうこと考える時間は一周回って大切なのか〜〜〜???とも思う。