#えむけーろぐ

間違った事を書いていたらやさしく教えてください

車探しの記録 その6 〜車庫証明編〜

ずっとクルマをカタカナ表記にしてたけど、なんか恥ずかしくなってきたので漢字表記にします。

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ディーラーで車を契約するとき必要な心構えが、モリモリでつけられるオプションを外していくことだ。ド◯モショップと同じである。なんちゃらコーティングとか、ワイパーがどうとか、希望ナンバーなどは外していったのだが、勢い余って「車庫証明代行?自分でやります!外してください!」と言ってしまった。後々大変な思いをすることなど知らずに——

車を購入するというのは、知らない言葉にたくさん出会うものだ。こないだ印鑑証明を発行したと思ったら今度は車庫証明。日本中に散らばった七つの証明をすべて集めると、どんな願いも一つだけ叶えられたりするんだろうか?

車庫証明とは、その名の通り車を保管する場所があることの証明だ。人口密集地域で路駐が問題になったことで制定された法律とのことで、田舎の方だと軽自動車なら不要であったり、そもそも不要なケースがあったりするらしい。*1もちろん僕の住んでいる地域は都会なので、普通自動車はもちろん軽自動車でも車庫証明は必要だ。

コミュニティノート: 著者は北海道出身の人間なので、一都三県=都会という認識でいます。

コミュニティノート2: 誤解を招く表現です。著者の住む横浜北部は一般に郊外とされています。

自分の車を止める駐車場が自分の土地なのか借りた土地なのかによって、必要な書類が異なる。もちろんマンションの駐車場なので後者だ。

この場合、車庫証明全体の手続きは下記のような図で表すことが出来る。

車庫証明のシーケンス図

なお警察署や管理会社が絡む場合、概ね3営業日ほど待たされる。また、警察署には実際に出向かなければならない。車が無いと行きにくい場所にある警察署に、車を手に入れるために必要な手続きをしにいくというブートストラップ問題に立ち向かいながら各タスクをこなしていく。

本当にめんどくさかったので、次からは全部ディーラーに任せてしまうと思う……。

次はいよいよ納車編。

*1:北海道警察の自動車保管場所等証明手続きのページを見ると、千歳市は軽自動車なら不要。

クルマ探しの記録 その5 〜契約編〜

印鑑登録編から1ヶ月経ってしまった!!!

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実際に購入するクルマを探し始めたのは駐車場編で駐車場確保が終わってから。ほしいクルマの選定編でフィットに決めたので、ホンダの中古車検索サイトで検索をかける。

ucar.honda.co.jp

フィットだけだとめちゃくちゃ在庫がある。下記の条件で適当に絞り込む。

  • 認定中古車
  • Honda SENSING
  • 修復歴無し
  • ワンオーナー
  • 禁煙車

ホンダの公式中古車検索サイトでは、オンライン販売という概念があるらしい。愛知のディーラーに在庫があったとしても家まで届けるとか、最寄りのディーラーに届けるとかをしてくれるらしい。さらに納車後1週間は返品可能とのこと。すごい時代だ。ただディーラー的には「店までしっかり来て現物確認してほしい」というのが本音っぽく、オンライン販売対象にするとヒットする在庫数がそこそこ減る。

DXの進んだクルマ探しに感銘しつつ、良さそうなもの3件ほどに問い合わせを送る。問題は、それがお盆期間中だったということ。我々Web系の人間はお盆休みなど気にしたことがないが、ディーラーさんはしっかり休まれる。来るのは夏季休業の自動返信メールのみ。

ディーラーの夏季休業中は、印鑑登録系の手続きをしたり、クルマそのものの知識をYouTubeで身につけたり。

というわけで休み明け。自宅からそう遠くないディーラーから返信が来る。メールが来たのが土曜の午前中。ちょうど美容室で髪を切っているタイミング。その場でメール返信・カーシェアを予約、ディーラーに電話して車両確認へ。

そこにあったのは4代目フィット e:HEV  HOME。2年半落ちで8万キロ走行らしい。首都圏住まいで年3万キロ乗る前オーナーすごいなと思いつつ、まぁ北海道の実家のクルマもそんな感じでまったく問題なく乗れてるし、ディーラーで買って通勤で使ってメンテもちゃんとしてという感じらしいので品質は問題なさそう。見てくれもキレイだし……。価格的にも、過走行気味 + 4代目フィットの人気のなさもあってお買い得と判断。

というわけで、その場で契約してきた。

こっから先は納車に向けた手続き祭だ!!!

クルマ探しの記録 その4 〜印鑑登録編〜

無事に駐車場が決まったのがその3までの記録。

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ディーラーがお盆休みをやっているので特にやることないかな……と思いきや、父親に中古車を買うのに印鑑証明が必要である旨を伝えられる。「インカンショウメイ?なにそれおいしいの?」状態だったので、いろいろと調べる。

宅配便を受け取るくらいのときに使うシャチハタや、ちょっとした契約のときに使う認印、口座振替なんかの手続きをするときに使う銀行印*1のほかに、大きなお金が動く契約をするときに必要な実印というものがあるらしい。認印くらいまでなら既製品で良くて、銀行印・実印あたりは吉相体という読みにくく偽造されにくい(らしい)書体のものをオーダーメイドで作る。

自分は実印を持っていなかったので、まずは作るところからだ。

あまりこだわりがないので、ネット通販で買うことに。いくつか有名ドコロがあるのだが、諸事情でハンコヤドットコムを選択。売上貢献したので株価期待してますお願いします頭金にしたいんです

www.hankoya.com

お盆真っ只中の注文だったが、5営業日で発送してくれた。

日曜日に受け取って、翌朝区役所へ。担当は戸籍課らしい。お盆明けで混むかなーと思ったがそんなことはなかった。

印鑑登録を済ませそのまま印鑑証明書も取得。会社のチームメンバーには役所タスクで午前不在の連絡をしていたのだが、朝会に間に合う感じで帰宅することができた。

・・・

ところで、ちょうどNetflixで「地面師たち」を見ていたタイミングだったので、印鑑登録をする際に謎の緊張感があった。というか、こんな脆弱な仕組みに依存してないで、マイナンバーカードにそのへんの仕組みが揃ってるんだから、移行しましょうよ……。

ただまぁ実印作って印鑑証明発行して、こう社会人的な階段をちゃんと登れた気がしてワクワクした……というのもまた事実である。

*1:といっても、自分のメインバンクは某ネット銀行で、電子的な承認の仕組みがあるので銀行印を登録していない

クルマ探しの記録 その3 〜駐車場編〜

その2で書いたクルマの選定と並行して、駐車場探しもやっていた。

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北海道の戸建住宅で過ごし、家の目の前にクルマがあるのが当たり前という自分にとって、都会*1の駐車場の無さはつらい。駐車場なんて、家の前にタダでついてるものじゃないんか……。

「月極駐車場 検索」で検索すると、いろいろと出てくる。全国の月極駐車場を一括で検索できるサイトもあれば、ある地域特化型のものも。

p-king.jp

www.kanagawa-p.com

いずれも検索すれば駐車場は出てくるのだが、空き状況はだいたい「※ お問い合わせください」になっている。なにこの中途半端なDX……。某サイトでいくつか見繕ってメールで問い合わせるも、全滅。これはいろいろなサイトを絨毯爆撃していくしかないのかなーとか思いつつ、ちょっと萎える。

父親に「不動産屋さんに連絡してみれば」と言われていたことを思い出し、いわゆる街の不動産屋さんにいくつか電話。「ウチでは月極駐車場の仲介は行っておりません。」「自社管理の駐車場(なぜかめっちゃ遠くにある)のみです。」などで全滅。まぁ、仲介手数料で儲けるビジネスモデルなのだから、せいぜい1〜3万くらいの駐車場なんて扱わないか……。

車庫証明という観点でいうと、自宅から直線2キロ以内であればOKなので、そこまで範囲を広げればまぁ……、でもそうするとせっかくのクルマに駐車場遠くてめんどくさくて全然乗らなくてってなったら嫌だし……。Webに掲載されない駐車場もあるみたいだから、少し足を使って探してみるか、でも今は暑いから涼しくなってからかな……。

駐車場が空くのは新生活が始まる春先かな、それまでは保留かなというのが頭によぎりつつ、自分のマンションの管理会社でなんか駐車場持ってないかなーと電話してみたところ、なんとマンションの駐車場に空きがあるようで。

最初からそうすれば良かったじゃん。

そこからトントン拍子で手続きが進む。申込書に勤続年数を書く欄があり、転職直後でドキドキしたのはヒミツ。

というわけで駐車場探しは終わり。結果、家の目の前の駐車場を確保できてめでたしめでたし、である。

*1:※ 北海道出身の自分は東京神奈川千葉埼玉のことを都会と呼びます

EP262 編集後記 #yuru28

Podcastを続けること自体はもう軌道に乗っているので、関連してなにか新しいことにチャレンジしようという試み。

第一弾としてひっそりYouTubeショートの更新をやっていたのだけど、思ったより大変で挫折。

www.youtube.com

第二弾として、編集後記的なものを書いていこうかなーと思う。

yuru28.com

 

今回は自分の都合で収録日を変更してもらい、その影響でとっしーが出られなくなったので2人回。

ふくろくがアザラシ幼稚園の動画をずっと横で流しているって話をしていたのだけど、それで自分は道路の車窓動画を横で流しながら仕事をしているなーと。例えばこういうやつ。国道36号線をただ走ってるだけ。

www.youtube.com

結構いろいろな人が動画を上げている。こっちは国道246号バージョン。

www.youtube.com

自分もクルマを手に入れたら、YouTubeに公開するかどうかは置いておいてこういう動画とりたいなー。動画と一緒にどこを走っているかも一緒に記録できると便利そう。あるかなそういうアプリ。

 

収録内でも話したけど、久々に仕事の悩みというか、考えたことみたいな話をしていた。こういう話もふつうのエンジニアのPodcastらしくていいなーと思うので、やっていきたい。

タイトルの元ネタは下記だった。

優れた文学はごま油 - 西尾泰和のScrapbox

クルマ探しの記録 その2 〜ほしいクルマの選定編〜

クルマ探しの記録のつづき。

前回は、機運の高まりについて書いたあと、カンファレンス登壇が終わったら本気出すぞみたいなことを書いていた。

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登壇を終えて神奈川に帰ってからまずやったことは、ほしいクルマの条件を決めることだ。

ざっくり、下記のようなことを考えていた。

  • 基本は近所への買い物やスーパー銭湯通い
  • たまに夫婦でおでかけ
  • 春・秋は関東の山奥へサバゲー遠征
  • 年に2〜3回 1人で車中泊を伴う遠出をしてみたい
  • スポーツカーとか外車とかじゃなくていい
  • バックカメラがほしい(無いと駐車できない)
  • Apple CarPlayがほしい(Apple信者なので)
  • クルーズコントロールがほしい(長距離ドライブしたい)
  • 色は無難な色がいい(白黒、グレー、シルバー系)
  • 100万前後くらいなら出せる
    • ※ 車両価格と支払総額という概念はよく知らずに言っています

上記の条件だと、国産のコンパクトカーになりそうだ。親はずっとホンダに乗っていたので、真っ先に思いつくのはフィット。あとはヴィッツとか?タイムズではよくスイフトやノートに乗っていた気がする。

たまたま父の知り合いにトヨタのディーラーを紹介していただけることになったので、繋いでもらって車探しを依頼。「この条件だとヤリスのガソリン車ですかね〜」「クルーズコントロールつけたいとなると100万だと厳しいかもしれないです」とのこと。

「ヤリスってスポーツカーじゃないの?あ、それはGRヤリスなのかなるほど。」とか、「クルコン無しか〜〜〜う〜〜〜ん」とか思いつつ、いろいろ調べてみる。かなり気持ちよく運転できる一方で、後部座席の人権がないらしい。

この辺のリプライを読んで、「うーん、ヤリスはちょっとな……」という気持ちになってきた。

というわけで、気持ちがフィットに傾いてきた。

さらに、2020年以降のフィットにはHonda SENSINGとやらが標準装備で、それはつまりクルーズコントロール(やその他色々)がついているということらしい。その前の2019年や2018年のモデルでは標準装備ではないのだが、Honda SENSING搭載かつ価格面を満たすクルマが結構出てくる。

もう、フィットでいいじゃん。

トヨタのディーラーさんにはごめんなさいしつつ、お盆明けたらディーラー巡りをはじめるか……というのが今ココ。

クルマ探しの記録 その1 〜機運の高まり編〜

7月は大吉祥寺.pmTechRAMEN 2024 Conferenceにと、テックカンファレンスが大盛だった。トークを聞いたり登壇してフィードバックを頂いたりを通じて、多くのものを持ち帰ることが出来た。

もうひとつの大きな持ち帰りが、クルマを買う機運が高まったことだ。

きっかけは、大吉祥寺.pmの懇親会後に、北海道メンツで集まった飲み会。

どういう話の流れだったかは忘れちゃったけど、僕以外全員クルマ持ちで、ひたすらクルマを持っていることの魅力について語っていただいた記憶がある。都心のIT企業でリモートワーカーをやっているとしても、クルマを持っているとランチの選択肢が広がること、中古車であれば思ったよりも安く手に入ることなどを聞いた。

北海道で生まれ育った人間なので、電車移動かクルマ移動のどちらが好きかと言われれば圧倒的に後者だ。毎日通勤で往復2時間運転するとかならともかく、ちょっと買い物のために運転するとか、たまに旅行で5〜6時間運転するとかなら全然苦にならず、むしろ楽しい。

休日も都心に遊びにいくというよりはむしろ自宅周辺5〜10キロ県内で遊ぶことが多い。カーシェアを利用しても良いが、パッと思い立って出かけるときに予約が埋まっていたり、そもそも家から数分歩いてステーションまで行くのはだるい。

そういえば、2022年にはじめて当時は毎週レベルで行っていたサバゲーにもすっかり行かなくなってしまった。最初は頑張って重い荷物を担いで電車に乗っていたのだが、あるとき「つらくね……?」と気づいてしまってから行けていない。

うっすらそんなことを思っていたところに、クルマ持ち2人に囲まれ洗脳を受けた(?)ものだから、そういう気持ちになるのは必然だ。

というわけで、クルマ探しの旅がスタート。せっかくなので、ブログに日記形式でまとめていきたいと思う。

お楽しみに!