- 「お金をもらってコードを書いている期間」をエンジニア経験*1として数えるならば、かれこれ6年のエンジニア経験があることになる。
- 高専3年(2014年〜)から、常にどこかの企業でエンジニアをしていた。
- 夏休みの採用目的インターンとかそういうのは除く。
- まぁでもそういう採用目的インターンみたいなやつでも、就業型というか、インターン用にお膳立てされた課題をこなすとかではなく実際にプロダクト作ってるチームに入って何らかの課題を一緒に解決していくやつを意識して選んではいた気がする。
- スタートアップで機能開発・施策実装とか。CI/CD基盤作ったりとか。ひとり社内エンジニアとしてビジネスサイドの要望から要件や仕様を書き起こし、実装から改善、運用までやったこともある。
- 新卒では事業会社の内製エンジニアになった。
- 今は事業会社の施策実装エンジニアをやっている気がする。
- 夏休みの採用目的インターンとかそういうのは除く。
- 6年?マジ?
- 無駄に年数だけ重ねてしまった感……。
- 情報系のバックグラウンドが無い上経験年数短いのに自分より優秀な人を見ると凹む。
- 学歴と地方のせいにして誤魔化すことによって精神の平穏を保っている。
- そしてたまに怒られる。
- 学歴と地方のせいにして誤魔化すことによって精神の平穏を保っている。
- 6年もやっててこの程度の実力……、という自虐をしたくなるがそれはまぁ一旦置いておく。
- すいません社会人経験は1年です。
- 住民税っていつから引かれるの。
- 高専3年(2014年〜)から、常にどこかの企業でエンジニアをしていた。
- 6年やる中で、いくつか気づいたことがある。
- 自分にはやりたいことなんて特に無いということ。
- 仕事的な文脈での話。
- 趣味でプロダクトを作るのは好きだが、会社で提案したり起業したりまでしてやりたいサービスが無い。
- 自分は0→1が好きで得意だなということ。
- 自分ではやりたいことはないのだが、おもしろいアイデアはあるけど技術は無い人のやりたいことを、技術の力で実現することに喜びを感じる。
- これに関しては単なる妄想ではなく、実感を伴った思いなはず。
- 高専時代の学祭プロジェクト的なやつから、某社でゼロから作った社内システム、インターンでサクッとプロトタイプを作る、など。
- 自分の手札がそれに特化している(主にRailsとそのエコシステム)というのもありそう。
- そういう意味では真の0→1ってわけでも無いのかも?
- 要件なり仕様なりを決める際に、技術面での責任とオーナーシップを持つというのは出来るけど、それらを決めるためのやりたいこととそれそのものに関する責任とかオーナーシップは誰か(お客さんやパートナー)に持っていてほしい。
- 作る必要が無い時は作らないと言えるみたいなのも技術に対する責任だと思っている。
- 要件なり仕様なりを決める際に、技術面での責任とオーナーシップを持つというのは出来るけど、それらを決めるためのやりたいこととそれそのものに関する責任とかオーナーシップは誰か(お客さんやパートナー)に持っていてほしい。
- 趣味でアプリを作ったりするのは、その良いやり方を探すための検証目的の部分が大きいかもしれない。
- 逆に言えば仕事であんまり技術的なチャレンジをしたいと思わない。
- これに関しては単なる妄想ではなく、実感を伴った思いなはず。
- という感じなので、「誰かのやりたいことを技術方面で実現する」のがやりたいことなのだろうか。(ホントか?)
- 作るもの自体は何でも良い。(ビジネスドメインの話。技術領域は、今の所Webがいい。)
- まぁでもどうやってお金を稼ぐものなのかくらいは気にしてしまうかもしれない。
- マスク転売の手数料や課金地獄に落ちた若者から巻き上げたお金で食う飯はきっとまずい。(個人の感想)
- 世の中や自分の周りの何かを少しだけでも良くしているんだという実感を持ちつつお金を稼ぎたい。
- なお何を持って世の中を前に進めているとするかは僕が決めています。
- なぜなら僕の人生なので。
- なお何を持って世の中を前に進めているとするかは僕が決めています。
- まぁでもどうやってお金を稼ぐものなのかくらいは気にしてしまうかもしれない。
- 誰かのやりたいことを技術でどう実現するかというところにはオーナーシップを持っていたい。
- 技術選定とか設計とか。
- rails newから自分でやりたい。
- その過程で新しいライブラリを試してみたり、いい感じのプラクティスを探していくのがすごく楽しい。
- 自分ではやりたいことはないのだが、おもしろいアイデアはあるけど技術は無い人のやりたいことを、技術の力で実現することに喜びを感じる。
- そんなに技術を深めていったり、最新技術に追従していきたいタイプではないということ。
- 無理して新しい技術使うより黙ってRailsとHeroku(だったり、その人やチームが得意で実績のある枯れた技術)でやればいいじゃんってなっちゃう人。
- 昔先輩に「そろそろmkはRailsじゃない武器を持ってほしいところ」と言われたのがずっと引っかかってて、一応手札としてgolangとSwift、React/TypeScriptも持っているけど……。
- 「ちょっとサクッと作って欲しいものある!品質も締め切りも結構シビアです!」って言われたらRailsとHerokuでやると思う。
- まぁそんな仕事自体あんまりしたくないが。
- そんな小難しい仕組みいるのか???と思う時もある。
- 変に自作するより黙ってポピュラーなライブラリ使ってくれ。
- きっとそれは僕に技術力が無いからなんだろうなぁとも思う。
- でもみんながみんなそういう考え方だったら、そもそもRubyやRailsなんて生まれてないのだから、上の文章と矛盾するかもしれないが新しい技術を使ったり追い求めたりすることを否定するつもりはない。
- 単に僕は興味ないってだけ。
- いつまでRailsで食っていけるかのチキンレースになりそう。
- 無理して新しい技術使うより黙ってRailsとHeroku(だったり、その人やチームが得意で実績のある枯れた技術)でやればいいじゃんってなっちゃう人。
- 自分の心と体の健康が一番大事だということ。
- インターンでも新卒で入った会社でも残業というものをしたことがない。
- 自分で仕事を請けていた時も自分のプロジェクトをやる時も、自分の実力と健康的な稼働時間で無理なく出来る範囲で仕事をしている。
- 「創業当時は毎日終電まで働いててさ〜」みたいな話を聞いて羨ましく思うこともある。
- 終電まで働いてまでやりたいことがあるということ。
- 終電まで働ける体力・精神力があるということ。
- 僕にはその両方が無いし、後者に関しては減っていく一方だろう。
- 自分にはやりたいことなんて特に無いということ。
- 加えて、以下のような焦燥感というか、課題点、コンプレックスみたいなのも感じていた。
- Railsしか出来ないこと。
- これには2つの意味がある。
- Railsばっかり書いてRubyを知らない。
- これに関しては学生時代いろいろもがいたので少しずつ解消出来ていると信じたい。
- サーバサイドしか出来ない。
- 一応SwiftやReact / TypeScriptに手を出しモノを作って出してみたりはしているものの、出来ているとは言えない。
- Railsばっかり書いてRubyを知らない。
- これには2つの意味がある。
- 地頭が悪く新しいことを覚えるのが苦手なこと。
- 高専の授業ひとつとっても、まわりの人達が一瞬で新しい物事を覚えて小テストや課題をクリアしていくのに、自分はいつまでたっても理解できなかった。
- 一般科目・専門科目問わず。
- 特にソフトウェア系の専門科目に関しては人一倍興味があったはずなのに、理解の速度はめちゃくちゃ遅かった。
- 学生のうちに「自分は頭が悪いんだな」と気づけたのはある意味幸運か?
- 会社に入ってからも、周りの会話の偏差値が高すぎて理解できない時がある。
- 高専の授業ひとつとっても、まわりの人達が一瞬で新しい物事を覚えて小テストや課題をクリアしていくのに、自分はいつまでたっても理解できなかった。
- 0→1ばかりやることによるデメリットを考えてしまう。
- 0→1ばかりやってきたヤツの書いたクソコードで、1→10とか10→10とかをする人たちがひどい目に遭うのをたくさん見てきた。
- 自分はそうなりたくない。
- もうなってるかも。
- あと、ふつうにWebアプリケーションを作る能力はそれで身に付いても、プラスアルファが身につかない気もする。
- でもやってて楽しいし得意なのは0→1なのである。
- むしろ、誰かの書いたコードや仕組みを紐解いていくのが苦痛ですらある。
- そのコードが悪いと言いたいわけではなく、自分の性格・気質の問題。
- むしろ、誰かの書いたコードや仕組みを紐解いていくのが苦痛ですらある。
- だけど、下積みのうち(いつまで?)は誰かの作ったモノをチームで改善していくということから逃げたくないなぁと思ってはいる。
- けど結構つらい。
- 0→1ばかりやってきたヤツの書いたクソコードで、1→10とか10→10とかをする人たちがひどい目に遭うのをたくさん見てきた。
- 技術を深められない。
- 理由はたぶん2つ。
- 深めることにあまり興味を持てない。
- 技術を深めるために必要な知能が無い。
- 自分の頭が悪いのを誤魔化すために技術に興味無いフリをしているだけなのかもしれない。
- 一時期「技術は手段!」とか言ってたのもそういうことなのかもな。
- 自分はRailsでモノを作る側の人間にはなれても、Railsを作る側の人には一生なれないだろうなと思う。(Railsの部分は任意の技術に置換可能)
- 高専の卒業研究がめちゃくちゃ苦痛だった時により一層思った。
- あぁ僕は研究向いてないんだなぁ的な。
- ていうか高専ってそういう人が集まるところじゃないの。研究は大学でやってよ。その方がお互い幸福になれると思う。
- 高専の卒業研究がめちゃくちゃ苦痛だった時により一層思った。
- 理由はたぶん2つ。
- Railsしか出来ないこと。
- 以上を踏まえて、今までは以下のようなことを考えてキャリアの選択をしてきたつもりである。
- 0→1が好きで得意だというのは今までの経験からなんとなくわかっているが、一方で0→1の経験しか積まないまま歳をとっていくとヤバいんだろうなぁ。
- 良いコード・良い設計に関する感覚が身につかない。
- 大規模アプリケーションを触ることによって身につくいろいろが身につかない。(うまく言語化出来ていないけど、パフォーマンス改善とかマイクロサービスアーキテクチャみたいな、大規模サービスという問題に立ち向かうためのもろもろとか。)
- しばらくは、ある程度の規模と歴史のあるプロダクトを触るのをやろう。
- 受託はダメ 自社サービスをやってるベンチャーにしろ ってツイッターに書いてたしそういう会社にしよう。
- 0→1が好きで得意だというのは今までの経験からなんとなくわかっているが、一方で0→1の経験しか積まないまま歳をとっていくとヤバいんだろうなぁ。
- ここ最近思うこと
- やっぱりつらい。
- 何がつらい?
- 既存のシステムを触っていくことが苦手過ぎる。
- 0→1をやりたい
- 0→1しか出来ないヤツになるのは嫌だから苦手を克服するために既存サービスの改善をやっているはずが、日々が苦痛である。
- 土日だけが人生の楽しみで平日が来るのが怖い。
- こうやってダラダラしているうちに0→1すら出来なくなるのではないだろうか。
- 0→1しか出来ないヤツになるのは嫌だから苦手を克服するために既存サービスの改善をやっているはずが、日々が苦痛である。
- じゃあ0→1をやらせてくれるのか?
- 普通の会社で0→1をやるのは、エースの人たち。
- 自分にエースたる資格はあるのか?
- 目の前の仕事もちゃんとこなせないようなヤツにそんなこと任せられるのか?
- やっぱりつらい。
- これを書いたきっかけ、所感
- 昨日、昔お世話になっていた人と飲みに行かせてもらった時に似たような話をしたらもっと整理したくなった。
- その方には、「マゾなキャリア選択をしているねww」と言われた。
- 苦手を克服するキャリア選択より、得意分野をやるキャリア選択をした方がいいのか……?
- きっとそうしたら今度は、「今は楽しく仕事してるけど、5年後10年後食っていけるのか……?」とか言い出して病みそう。
- マゾでは?
- 人生の選択肢色々あったけど、どの道を選んでも、そして選ばなくても、毎回後悔し苦しんでいる気がする。
- 選択肢がある事自体に感謝すべきなのはそれはそう。
- 得意なことでも仕事になった瞬間苦手なことになるという危険性はある。
- 甘えるな 社会は厳しい 甘えるな(575)
- 昨日、昔お世話になっていた人と飲みに行かせてもらった時に似たような話をしたらもっと整理したくなった。
- 次回作
- ご期待ください
*1:Web系のITエンジニアを指します。