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高専出身エンジニアとしてWebメディアの取材を受けてみたよ

アンドエンジニアさんというWEBメディアに高専についての集団インタビューをして頂きました。記事を書いてくれた方が同じく高専出身の同僚の知り合いで、お声がけ頂いたという感じです。

and-engineer.com

座談会形式で、いくつか質問頂いたことに対してワイワイ語り会うという感じでした。とても楽しかったです。このご時世なのでビデオ通話での取材でした。

制御情報工学科とかは、制御工学のためにちょろっとC言語やるだけなんで、コンピュータサイエンスやりたかったら、情報工学科にしたほうがいい(笑)

【座談会】高専LOVE♡な高専出身エンジニアに高専のリアルを語ってもらった | アンドエンジニア

この文章だけめちゃくちゃ拡散されると制御系の学科の人に怒られそう……と思ったので一応補足しておくと、「高専行ってもプログラミングそんなにしないしITエンジニアにはなれないんじゃ!?」的な話の流れになりそうだったので、「制御情報なんちゃらとか電子情報なんちゃらみたいな学科の人達は、制御工学や電子工学などメインのやりたいことを実現するためのツールとしてプログラミングをしているだけで、プログラミングそのものを仕事にしたいならまた違う選択肢かもよ」っていう話をした、という感じなのでした。他学科を貶める意図はもちろんありません。

インタビューしていただいた方は非高専生だったのですが、そういった方に対してどこまで高専の説明をすれば良いのかって難しいですよね。すべてをちゃんと説明しようとし過ぎると早口の前置きの長いオタクみたいに見られそうでつらいし、かといって端折りすぎると間違っているわけではないが正しいわけでもない微妙な伝わり方をします。実際、僕は情報工学科→専攻科という進路を辿ったのですが、記事内の僕のプロフィールからは専攻科が抜け落ちてます。訂正依頼すればいいじゃん、という話もありますがすべてを正しい状態に持っていこうとすると無限に説明が必要になるので、まぁめんどくさいし嘘言ってるわけでもないからいいやってなっちゃう。この記事を読んでいる高専関係者の皆様にはこの気持ち、共感して頂けるのではないでしょうか。

まぁそんな専攻科を出たとか出てないとか細かいことはどうでも良くて、一番言いたかった「どんな人でも、真面目にやってれば手に職つけてエンジニアになる道を提供してくれる」というところを書いて頂けたので、良かったかなーと思っています。実際、僕は高専に行ってなかったら地元・北海道千歳市の普通高校に行ってたと思うのですが、そこから今の状態にたどり着く未来はなかなか想像出来なかったと思います。

ソフトウェアに限らずエンジニアリングというのはわりとポータブルなスキルで、もし今勤めている会社が無くなってしまったりしても、大なり小なりキャッチアップは必要とはいえ他社でも通じるものだと思っています。エンジニアは、世の中の平均かそれ以上くらいには良い待遇で働くことが出来る職業だと感じています。もちろん世の中にはもっと良い待遇の職業はたくさんあると思いますが、そこにありつくまでの道のりは結構たいへんだと思います。特に教育費。

そんな状況の中で、とりあえずまぁ悪くはないであろうエンジニアという職業に手っ取り早くありつける、まさに手に職つけられる高専という選択肢はアリなんじゃないかなぁと思っています。

座談会を始める前の質問リストには「もし子供がいたら高専に行かせたいか?」というものがありました。時間の都合か何かでこの質問はされなかったのですが、僕の回答としては、「エサをチラつかせてみて興味・適性がありそうだったら選択肢として提示してみる」くらいかなぁと思っています。エサというのは、例えば小さい頃から地域の科学館のなんかのイベントに連れて行ってみるとか、イオンモールの広場でやってそうなプログラミング体験イベントに連れて行ってみるとか、そんな感じです。そこで興味を持ってくれそうだったら、高専の体験授業につれてく、とかなんですかね。ただ王道を外れた人生を歩んできたからこそ、王道をちゃんと進むことの大切さを知ってほしいという気持ちもあるので、迷いどころですね。加えて、今後どこに住むのかわかりませんが、それなりに都会な場所だったらもっと良い選択肢たくさんあるんじゃという気もします。なんか存在しない・今後存在するかよくわからない子供というものに対してゴチャゴチャ書くの結構キツいですね。

そんなわけで長くなっちゃいましたが、Webメディアさんの取材を受けて記事にしてもらったのでもしよかったら読んでください、という報告でした。

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