#えむけーろぐ

間違った事を書いていたらやさしく教えてください

ダブル予選落ち

今年のはじめくらいから、とあるモバイルアプリケーションの企画をして、まずは高専プロコンの課題部門の予選に応募した。結果、予選落ち。

「予選落ちしたら、同じものをU-22プロコンに出そうね」と事前に話し合っていたので、同じものを今度はちゃんと実装して、予選に応募した。結果、予選落ち。

このアプリケーションは、また改良して別のプロコンに出すのかなぁ。来年の2月くらいに札幌でモバイルアプリのコンテストがあり、1人(1チーム)で何個作品を応募しても良さそうだったので、弾として応募してみるのも良いかもしれない。もちろん、そのコンテスト用にまた別の新しいの作るけど。

さて敗因について考えてみよう。まず高専プロコンの方は、あんまり課題と合ってなかったというところがあったかもしれない。課題のテーマに対してぼくらのアイデアは、結構こじつけだったというか、そのアイデアを生み出す渦中にいる時は気づかなかっただけで、今思うとあんまり関係ないじゃん、という気持ちもしてきている。自由部門で出せばよかったかな。審査員からのコメントには、「アイデアはおもしろいと思うけど、具体性に欠ける」といったコメントの他、「既存の技術の組み合わせであり、特に目新しいものはない」というものもあった。後者についてはまぁ、既存の技術の組み合わせでアイデアが実現できるというのは良いことだと考えているのでまぁいいや。具体性については、予選資料の段階では作品は出来ていなかったので仕方ないとは思いつつ、確かに自分たちがこれから何を作ろうとしているのか理解していなかったということは問題だったよなぁと思っている。早めにプロトタイプを作って、「これから自分たちが何を作ろうとしているのか」を理解するべき?実装までいかなくとも、Flinto的なものを使ってプロトタイピングしてみるとか。そうすると、もう少し具体性のある資料を作ることができたんじゃないかなぁと思う。

U-22プロコンの方は、結果を見ると分かる通り、勝ち進んだものがほぼゲームアプリばかりで、その他はプログラミング言語や何かのエンジンなど下回りのものばかりだった。つまり、僕らの作ったアプリのようなものは求められていなかったのかもしれない。お門違いだったのか?まぁそれで話を終わらせてしまうとアレなので、あとあとチームメンバーと考察してみることにする。高専プロコンの予選と違って動くアプリの提出を求められていて、だいたいそういうのは完成度も見られるので、実装した機能の完成度は結構頑張ったつもりだったのだけど……足りなかったのかな。

「失敗は成功のもと。失敗から次に繋げられるものを学べ。」という意見もあれば、「失敗から学べるものなんてない。とにかく勝つことが重要。」という意見もあり、どちらがいいのかはよくわからないけど、とりあえず「たくさん作って出してみる、ダメだったらサクッと捨てて次へ」っていうスタイルはそれなりに有効だと思う。Googleだって、みんなが使っているGmailやカレンダーの他にも、作ってみたけど微妙だったし捨てたものがたくさんあるはずだ。ゴミみたいなものをたくさん作っていく土壌がないと、光り輝くものは出てこない。ぼくもGoogleほどの規模ではないにしろ、せめて気持ちだけは、今後もそんな感じでやっていきたいと思う。

Rebuild: 205: Going Postal (N)