北海道にあって東京にないものシリーズをやってみようと思う。連載回数は未定。1回以上はやるはず。だってこれが1回目なのだから。
北海道にいた頃は、東京にある種の憧れを抱いていて、ソフトウェア開発企業や大規模なITコミュニティ、イベントやアーティストのライブ*1など、東京にばかりあって北海道には無いものを悔やむ日々だった。
いつの間にか上京して8ヶ月が経ったのだけど、逆に「あ、これ北海道にしかなかったんだ」というものを発見することが少なからずある。その時感じるのは、その逆のシチュエーションで感じた悔しさとはまた違った、懐かしさのようなものだ。
北海道にあって東京にないものとして、有名ドコロな商品としてはガラナやソフトカツゲン、サッポロクラシックや焼きそば弁当があると思うけれど、このシリーズではその他にも生活していてふと「あ、東京にないんだ」と思ったものを紹介していきたい。
というわけで長い前置きはこのくらいにして、第一弾の今日は北日本フードの「スーパー極上キムチ」を紹介したいと思う。
先日急にキムチが食べたくなって、いつも実家で食べてたものを探してたんだけどアレは北海道限定だったらしく、複雑なキムチ。https://t.co/Y8Qiq51mK5 pic.twitter.com/Zfm4WaQVe4
— mktakuya (@mktakuya) 2019年11月24日
味はどんなんだったっけな。とにかく、一度このキムチの味を知ってしまうと、他のキムチをキムチと思えないレベルにうまいんだ、これが。道民の冷蔵庫を開けるとだいたい入ってあるであろうこのキムチは、実は北海道限定なようだった。いや、楽天で買えるんだけど。でもこういうものは、フラッとスーパーに行って買うから良いのであって、537円のものをわざわざ送料1100円で買うのはナンセンスというものだ。
あー食いてぇなースーパー極上キムチ。こうやって故郷のいろいろを懐かしく思ってしまうのは、だいたい何か逃げたい現実が目の前に迫っているときなのだ。逃げるなよな、まったく。
*1:まぁ、数千円のチケット代払ってまでライブに行きたいアーティストって実はいなかったりするんだけど。