#えむけーろぐ

間違った事を書いていたらやさしく教えてください

TA(ティーチング・アシスタント)

どこの大学にもあるように、高専にもTAという仕組みがある。大学院生が学部の授業に現れて教員の補助をするアレだ。僕の所属している高専では、専攻科生が本科の授業や部活動のお手伝いをするという感じになっている。

1年生の後期にソフテク部のTAを、2年前期では3年生のプログラミングのTAを、そして今回は3年生の実験のTAをやっている。今回のTAは、自分が専攻科の研究で作った実験の様子見も兼ねている。

先ほど総務課人事係に行って、人事異動通知書というのを受け取ってきた。「あなたをTAとして採用します。雇用期間は平成31年何月何日までで、時給は○○円です。」というやつだ。時給は、最低賃金に毛が生えた程度。そして実験のTAをするとだいたい延長戦が開催されるのだけど、その残業代は出ない。

この待遇に対して、先生や事務の人に文句を言っても仕方がなく、もっと上にいるなにかに文句を言うべきなのだけど、こんなんで大丈夫なのかなぁと思う。専門技術を有する人間を輩出し、彼らの地位向上に務めるべき組織が、学生をこんな低賃金・低待遇で買い叩いて良いのかと。

まぁこれで次の日から突然TAが時給2000円になったとしても、それくらいの価値のある技術や知識を持ち、行動できるかと言われれば微妙だし、そもそも嫌ならやらなければ良いじゃん、という話なのだけど、そこは一旦置いておきたい。

HOKKAIDO学生アプリコンテスト2019

いつの間にかWebサイト来てた。

hmcc.jp

今年も出るぞ!!! 

去年僕らが10人チームで殴り込みにいったからか、今年から応募形態に制限が加わってたのがおもしろかった。まぁ今年はデカいチームで1つのアプリをつくるというよりは、少人数チームでたくさん出すさくせんで行くので、大丈夫だけど。

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優秀ポスター賞

地震の前の日に出た学会の学生ポスターセッションで、なんと優秀ポスター賞を取っていた。

www.iee.jp

この学会は、「情報出身の専攻科生は年イチで学会に出なければいけない」という圧力に屈して出ただけで、特になにかめちゃくちゃ頑張ったというわけでは無いのだが、それでも賞を取れたのはけっこううれしい。

受賞者の発表が行われたのが10月5日で、指導教員が受賞に気づいたのが昨日(10月12日)なので、ぼくも指導教員も全く取るつもりも取れる気も無かったというのが伺える。というか受賞してたらメールで教えてくれても良いと思うんだけどww

まぁ学生だけのポスターセッションとはいえど、一応専攻科生活の中で形に残る業績を残せたのは、良かったなぁと思う。指導教員や情報工学科の先生方のご指導のおかげです。ありがとうございます。

本科5年と専攻科1年の時に出た複雑系マイクロシンポでは何も賞を取れずに情報工学科の長老(?)から若干の圧を感じたのだけど、一応「なんか賞取ったぞ!」と言えるようにはなったので、本当によかった。

さっさと修了したい。

慌ててもどうにもならないのに慌ててしまう

専攻科の特別研究では、うちの系(今は学科ではなく系というらしいですよ奥さん)の実験で使うための教材と、その実験そのものの開発・構築を行っている。今日がその1日目だったのだけど、先日までオーストラリアに行っていたこと、実験前に予定していた作業日はとある事情で休校になり消えてしまったこともあり、準備がかなりギリギリになってしまった。

普段ぼくは人に「慌ててもどうにもならないんだから慌ててもしょうがないよ」と言うのだけど、今日のぼくは慌てふためいていた気がするし、人に言うのと、自分がそれを実行できるのとは違うのだなあと思った。

ダブル予選落ち

今年のはじめくらいから、とあるモバイルアプリケーションの企画をして、まずは高専プロコンの課題部門の予選に応募した。結果、予選落ち。

「予選落ちしたら、同じものをU-22プロコンに出そうね」と事前に話し合っていたので、同じものを今度はちゃんと実装して、予選に応募した。結果、予選落ち。

このアプリケーションは、また改良して別のプロコンに出すのかなぁ。来年の2月くらいに札幌でモバイルアプリのコンテストがあり、1人(1チーム)で何個作品を応募しても良さそうだったので、弾として応募してみるのも良いかもしれない。もちろん、そのコンテスト用にまた別の新しいの作るけど。

さて敗因について考えてみよう。まず高専プロコンの方は、あんまり課題と合ってなかったというところがあったかもしれない。課題のテーマに対してぼくらのアイデアは、結構こじつけだったというか、そのアイデアを生み出す渦中にいる時は気づかなかっただけで、今思うとあんまり関係ないじゃん、という気持ちもしてきている。自由部門で出せばよかったかな。審査員からのコメントには、「アイデアはおもしろいと思うけど、具体性に欠ける」といったコメントの他、「既存の技術の組み合わせであり、特に目新しいものはない」というものもあった。後者についてはまぁ、既存の技術の組み合わせでアイデアが実現できるというのは良いことだと考えているのでまぁいいや。具体性については、予選資料の段階では作品は出来ていなかったので仕方ないとは思いつつ、確かに自分たちがこれから何を作ろうとしているのか理解していなかったということは問題だったよなぁと思っている。早めにプロトタイプを作って、「これから自分たちが何を作ろうとしているのか」を理解するべき?実装までいかなくとも、Flinto的なものを使ってプロトタイピングしてみるとか。そうすると、もう少し具体性のある資料を作ることができたんじゃないかなぁと思う。

U-22プロコンの方は、結果を見ると分かる通り、勝ち進んだものがほぼゲームアプリばかりで、その他はプログラミング言語や何かのエンジンなど下回りのものばかりだった。つまり、僕らの作ったアプリのようなものは求められていなかったのかもしれない。お門違いだったのか?まぁそれで話を終わらせてしまうとアレなので、あとあとチームメンバーと考察してみることにする。高専プロコンの予選と違って動くアプリの提出を求められていて、だいたいそういうのは完成度も見られるので、実装した機能の完成度は結構頑張ったつもりだったのだけど……足りなかったのかな。

「失敗は成功のもと。失敗から次に繋げられるものを学べ。」という意見もあれば、「失敗から学べるものなんてない。とにかく勝つことが重要。」という意見もあり、どちらがいいのかはよくわからないけど、とりあえず「たくさん作って出してみる、ダメだったらサクッと捨てて次へ」っていうスタイルはそれなりに有効だと思う。Googleだって、みんなが使っているGmailやカレンダーの他にも、作ってみたけど微妙だったし捨てたものがたくさんあるはずだ。ゴミみたいなものをたくさん作っていく土壌がないと、光り輝くものは出てこない。ぼくもGoogleほどの規模ではないにしろ、せめて気持ちだけは、今後もそんな感じでやっていきたいと思う。

Rebuild: 205: Going Postal (N)

オーストラリアへのりょこう

はじめに

9月26日から10月8日まで、11泊13日でオーストラリアに行ってきた。自分にとっては初の海外旅行で、なかなか良い経験をすることが出来たのでここに記録しておきたい。

思ったこと感じたことなんかはめんどくさいので別記事にするとして、この記事では写真を中心に残していければなと思う。

パース

今回の滞在先は、西オーストラリア州の州都であるパース(Perth)だ。タイムゾーンはUTC+8で、日本より1時間遅い。手持ちのデバイスは勝手にタイムゾーン変更されてたので便利。

これは、パースの中心街の写真。

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ユニクロもあった。日本だとユニクロは安くてそれなりにいいものというイメージだと思うけど、こっちだと普通の値段でいいものをという感じだったらしい。実際、日本よりもちょっと高めだった。

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これはエリザベスキーという港のある場所。2016年に再開発された、新しい街らしい。

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これはパースのシンボル、ベルタワー。

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大都会というわけでも、田舎というわけでもない、ちょうどいい感じだと思った。

ジョン・フォレスト国立公園

ジョン・フォレスト国立公園に行ってきた。公園に入ってしばらくすると、パブがあるのでそこで昼飯を食べる。人馴れしまくったカンガルーがいた。

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ところでこのサングラス、メガネの上から着用出来るという事で結構気に入っていたのだけど、まわりの人達からはダサいと不評だった。車を運転する時には便利だと思うので、運転する時専用にしようかな……。

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これはなんだったかな。ベーコンとなんかのなにかだ。以降、何を食べてもだいたい写真右のチップス(注:日本でいうポテチ的なものではなく、こっちでいうポテトをチップスという)がついてくることになる。

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これはワイルドフラワーの一種。ワイルドフラワーって、そういう種類の花のことかと思ってたのだけど、野生の花全般をワイルドフラワーというらしい。そりゃそうか。

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これがNational Park Fallsという滝だ。7月〜9月が一番滝としてはキレイな時期で、それらを外すと水がまったくなかったりするらしい。一応、ギリギリ見頃には行けたのかな?

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ロットネスト島

パースの海岸線から18kmほど行ったところにある、ロットネスト島。この日は天気があまり良くなかったのが残念だ。

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クォッカと呼ばれるいきものが大量にいた。とにかく大量にいた。カンガルーを小さくした的な感じらしい。母親のお腹の袋には赤ちゃんがいる。カンガルー同様人に慣れていて、椅子に座っているこちらの靴の裏を舐めて来るレベルで人に慣れている。

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こんなにキレイな海は初めて見たと思う。エメラルドグリーンとはこういう事をいうのか。

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天気が本当に残念……。

f:id:mktakuyax:20181001141936j:plain砂浜も白くて美しかった。

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ワジャマップ灯台。

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ナンブング国立公園、ピナクルズ

ナンブング国立公園という砂漠に行ってきた。砂漠といっても、インド洋に面した場所にあるので、僕らのイメージするような砂漠とは違った。

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パースからは約3時間くらい。砂漠に到着する前にロブスター工場を見学して、昼ごはんを食べた。ロブスターはめちゃくちゃおいしかった。なおここでもチップスが登場する。おまえらどんだけチップス好きなんだよと思ったけど、よくよく考えれば日本だとここにお米が来るわけで、何もおかしなことは無いのであった。

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ピナクルズというのは、風化作用で出来た岩の塔のことをいうらしい。

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ここへはツアーで来たのだけど、ティム・クック似のオッチャンが運転するトラックを魔改造した4WDバスで砂漠のアップダウンを体験する場面もあった。日本ではこんな危険なこと出来ないだろうなと思いつつ、ジェットコースターに乗ったときのようなヘソヒュンを楽しむ。

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その他いろいろ

パース造幣局

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局内で職員によるツアーをやっていたので、参加してみた。

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本物の金インゴッド。重さを体験できる。超重い。

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ワークショップニーチャンが溶かした金から金インゴッドを作る過程を見せてくれた。現代はこんな感じではやってないらしいけど、観光客用に一個だけこの設備を動かしているらしい。

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はじめての国際線

パース空港へはバンコク経由で行った。航空会社はタイ国際航空だ。日本-バンコク間は、行き帰り共にANAとのコードシェア便だった。パース-バンコク間は、どこかのよくわからない航空会社とのコードシェア便だった。まぁ、スターアライアンス系のなにかだという事くらいしか興味が無いのでどうでもいいや。

そういえば国際線に乗るのも初めてだったので、機内食でものせておこう。

これは行きのバンコク行の機内食。割り箸の袋にニュー王子って書いてたので、ニュー王子が作ったのだと思う。ググってもそれっぽいの出てくるし。

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で、こっちはパース行きの機内食。うん、まぁこういうもんか、という感じ。肉はおいしかった。左上のサラダっぽいやつも。ほうれん草がちょっと苦手だった。なんだろう、いわゆるエスニック系というやつ?パクチーとか好きな人は好きだと思う。

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で、これが帰りのバンコク行きのやつ。行きのパース行きの便でつらい思いをしたので身構えていたのだけど、これはなかなか美味しかった。手前のトレイの左側の肉はちょっとしょっぱすぎたかもしれないけど。

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最後の機内食。バンコクから新千歳行き。普通に美味しかった。普通の朝ごはんという感じだった。特にコメントすることがない。

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おわりに

特に好きだったのは、パースのちょうどいいサイズ感の街と、ロットネスト島だ。自分は北海道に住んでいるのでなおさら、ああいう街やキレイな海には憧れる。

この記事では行ったことやったことだけを写真とともに整然と並べてみたけど、記事の冒頭にも書いたとおり他にもいろいろ感じたこととか、考えたこととかはあるので、1、2週間位かけてちょっとずつ書いていきたい。

まぁそんな感じで、写真を振り返りながら旅行についてざっくりと書いてみた。普段あんまり旅行しないし、旅行について記事を書くことも全然してこなかったので、何を書いていいのかよくわからない。もっと楽しかった感を出したいし、魅力を伝えたいのだけど、書くより話すほうが得意なので会った時に聞いてほしい。会えない人は我慢してほしい。

ホットコーヒー解禁のきせつ

人待ち時間にスマホはてなブログアプリで日記を書くテスト。

2週間弱、これから暑くなりゆく国に滞在して、これから寒くなりゆく国に帰ってきたら、本当に寒くてびっくりした。

日本を発つ前はアイスコーヒーを飲んでいたのだけど、これはもうやっとれんわということでホットコーヒーを解禁した。9月にもホットコーヒー解禁しようか迷うくらいに寒かったことはあったのだけど、道外の人たちに「道民wwwwもうホットコーヒー飲むのかよwwwwこっちくるときはパスポート持参なwwwwwwww」と馬鹿にされたら悔しいので、せめて10月までは待とうと。

まぁそんなわけで、今シーズン初のホットコーヒーを飲んでいた。写真はさっき家で撮ったやつ。

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これは高専卒業の時の美術同好会の追いコンでもらったマグカップで、以来僕のお気に入りアイテムのひとつになっている。コーヒーの入ったマグカップの周りをぐるぐるしながら写真を撮る僕の姿は一歩間違えばただの変な人な気がする。まぁ、それくらい嬉しくなっちゃうお気に入りアイテムをありがとうということで。追いコンで追い出されたのにまた再入学するというバグの話はまた今度しよう。

ところで昔、「コーヒーの写真を撮るときは本物のコーヒーを使うと油が反射するので醤油をカップに入れて撮影する」という話を誰かから聞いたことがあるのだけど、そんな話はググっても出てこないし、というか普通に考えてそんなわけないじゃん。これは完全に騙された気がする。数年間騙されていた。本当に、悔しい。